いままで、内野守備編・キャッチボール編と展開してきた体修塾理論であるが、今回から打撃についても私の考え方をまとめていきたいと思う。
打撃指導は千差万別。指導者の数だけ指導方法があると言われるが、確かにそうである。
しかし、よく聞いて考えてみると結局は同じところに行き着くことも多く、その本質は意外とシンプルなことが多いもの事実である。
そんなことも踏まえつつ、私なりの”打撃”について考えていく。
ちなみに、”打撃”と”攻撃”は別物であることを理解していただきたい。
打撃:投手と打者の勝負の中のみでおこること
攻撃:走塁(二次ゲーム)も含めた、得点を取るための行動すべてのこと
野球の攻撃は、一次ゲーム=打撃と二次ゲーム=走塁で構成されているということを今回は理解してほしいと思います。
そして、この二つは関連しているようで、ルール上は全く関係ないところで展開されなければいけないことであることも考えなければいけないことである。
簡単に説明すれば「一度、走者になれれば、ヒットを打たなくでもホームに帰ってこれる」ということである。当たり前のようで、野球指導者のほどんどが勘違いしていることです。
では、次回から”打撃”についてThinkしていきます。