野球界に残る神話に疑問を持つ意識。

「投手は走り込んで下半身を作る」

投手のメニューで良くある長距離を走らせるメニュー。聞くと、下半身を作っているそうだ。選手は監督の言う通りに何十分も走り込みをする。

なんだそれ。

よくわからない。

下半身を作るという表現の幅が広すぎて、たくさんの意味を含んでいるのでなんとも言えないが、下半身を大きくするためであるなら持久的な運動は逆効果である。持久的能力を伸ばすのであれば効果はあるが果たして投手にその能力がどれほど必要なのか。

これは、皆さんにも是非考えて欲しいことである。

ちなみに、私は選手に持久的なメニューを課したことは一度もない。野球の競技特性を考えた結果、必要ないという結論に達したからだ。疲労を抜くためにランニングであったり、ウォームアップでのランニングはおこなっていたが、ただ走らせることはさせなかった。

【メニュー例】

200m設定タイム走 インターバル100m 10×2セット

基本的には、短距離のインターバル走を多くさせていました。高校野球での実施目安としては、土日に練習試合があったとして月曜日休み後の火曜日疲労抜きメニューの水曜日に実施していました。

このメニューだけで9回を投げ切る下半身と体力を十分つきました。持久的な動きではないので、下半身が細くなることもありませんでした。結果、ウエイトを落とすことなくシーズンを戦うことができました。

参考にしていただければと思います。

 

 

投稿者: 大林智也

新潟県内で「体修塾」という名で野球の個別指導をしています。 激しい変化の時代に、野球にどのような可能性があるのか、日々考えています。 そして、野球をplayすべての選手たちが「野球を楽しむ」ことができるように、変えていきたいと思っています。そのための、「個別指導」。これからの野球は個別指導・少人数練習が主流になります。このmind setを広げるために2016年から活動しています。 [経歴] 新潟県柏崎市出身 中学:柏崎リトルシニア 高校:新潟県立柏崎高等学校 大学:日本体育大学 体育学 学位 中高保健体育教員免許保持 大学院:上越教育大学大学院 教育学 修士 スポーツ心理学専攻 2019年まで学校現場で子供たちを指導してきました。2020年に独立。 選手としては五流。ですが、体育大学に入学できるほどスポーツ全般・運動が得意です。加えて、大学院までいき運動学の研究の分野にも関わっています。 ただ野球が上手いだけでない。 「野球」×「運動学」×「教育現場」×「研究」を掛け合わせ野球指導者です。 よろしくお願いします。 #体修塾 #個人指導 #新潟CROWN

野球界に残る神話に疑問を持つ意識。」に3件のコメントがあります

  1. いつもブログ拝見させて頂いております。
    下半身の強化で休息のUPは見込めるでしょうか?
    また一番球速のUPにつながる練習メニューやトレーニングはなにかありますか?

    いいね

    1. ありがとうございます。
      下半身の強化=筋肉量の増加によって高いエネルギーを得ることができると考えます。そして、下半身の質量をうまく活かせるステップ動作でかつそれを上体に伝えられるフォームであれば球速をあげられると考えます。
      一番球速をUPできるメニューは上記の考え方からまず「体の使い方・フォーム」を創る練習ではないでしょか。
      ぜひ、意見をください。

      いいね

      1. ありがとうございます!
        参考にさせていただきます。
        またコメントさせてもらうかもしれません、その時はよろしくお願いいたします!

        いいね

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