野球をやる=野村ノート。
【弱者の戦法】
①戦力分析と具体的な攻略法 ②コンディショニング ③出場選手の決定 ④どの試合を重視するか ⑤無形の力を重視した戦い
攻撃でも短期決戦の戦い方がある。常に走者を得点圏に進めて勝負するという、確率の高い作戦(セオリー)が優先され、ここぞという場面になって初めて奇襲という選択肢が生じる。そして、1球1打にこだわってひとつの白星を取りにいく。
同じ短期決戦でも試合数が少なければ少ないほど「1」という数字に重きを置かなくてはならない。
私が戦いたい世界は高校野球なので、短期決戦を勝ち抜かなければいけない。アマチュア野球が面白い理由は、トーナメント戦が多いということであると思う。
常勝チームを任せてもらえるのであれば、ミスの少ない、確実な方法を選択し、確率の高い道を選択すれば良いだけなのであるが、公立高校である限り全国どの県でも私立が台頭していますので、大抵が弱者である。
そこを考えると、奇襲のタイミングと種類がとても大切になると思う。選手すら騙される作戦というのも大切であると思う。その中の最たる例は”先発投手”であると思う。だれが投げるか直前までわからない。だから、全員が準備しておかなければいけない。
今週は「野村ノート」Weekでした。また来週から、新しい知識の掲載をはじめたと思います。