「機動破壊ー健大高崎 勝つための走塁・盗塁93の秘訣ー」
第4章 二塁走者の基本と、高等テクニック
【二塁走者のリードは5メートルで、第二リードは9メートル】
基本のリード幅は5メートル。
『ノーアウトは二塁まで、1アウトは三塁まで、2アウトは三塁でアウトにならない』というのがあるんです。
自分たちが走塁に力を入れているからこそ、それを防ぐための守備もうまくなる。最高の走者を刺すための練習をすることで守備力が向上し、その守備と対戦する走者も鍛えられる。まさに相乗効果だ。その自信があるからか、第二リードもかなり大きい。
第二リードは9メートルですね。
相乗効果は全てにいえる。打撃が強いから守備力が鍛えられる。投手力があるから打撃が鍛えられる。走塁が良いから守備力が鍛えられる。よって、守備・投手力・打撃・走塁のどれかが一流になりはじめたときにチームの全国への道が始まると思う。