野村ノート 野村克也
野村ノートのまとめを怠っていた。
ー意外な選手に感謝されていたー
「考えないより考えるふがいい」「知らないより知っていたほうがいい」と私にいわれ、「なるほど、そうだな」と思い。
逆に出会いや縁を無駄にしてしまう選手は、将来の可能性まで狭めてしまうのである。
ー未来創造能力ー
仕事をするうえで必要なこととして3つの能力が必要とされる。「問題分析能力」「人間関係能力」、そして最後のひとつが「未来創造能力」である。
1球目から打ってもいいのだが、そこには条件がつく。①内容的に90%以上のいい当たりをする。②二番打者が粘っこい打者である。③二番打者に1球目から打ってく許可を得る。
「中心なき組織は機能しない」というのが組織論の原則と言われるが、すばらしい4番打者のいるチームは常に優勝を争う上位にいることができる。
打順を変える時にはその意図を伝える必要があるし、打順構成の基準を選手に発表しておく必要があるだろう。
つながりというのは相手が意識するものなのだ。だからこそ打順を組むときは、どうしたら相手が嫌がるかを考えて組まなくてはいけない。
高校野球も、どんなに情報が出回ってもプロ野球ほど情報があるわけではない。そのうえで「あっ、この打者打てないな。」とか「この三塁手は守れないな」とか「この投手は制球力がないな」などがばれないように立ち居振舞うだけでも大丈夫ということか。
下位打者でも雰囲気だけは出す練習をしておくべきだし、そのうえで打撃フォームにおける「構え」はなんでも良いわけではないことになる。
【打撃フォーム条件】
①かっこいい or ②見たことない ではないでしょうか。
野村ノート 野村克也