バッティングの理屈 落合博満
「自分より上手な人間を参考にしよう。」
日本球界に”三冠王三度”以上の結果を残した人間はいない。
よって、落合博満さんの理論を参考にしない理由がない。もっとも参考にしなければいけないということも言えよう。
今回、参考にさせていただく著書
落合博満 バッティングの理屈 三冠王が考え抜いた「野球の基本」
というものだ。
私自身の夢も、”野球の教科書”を完成させることであるのでこの著書は読まないわけにはいかない。
まずは、第1章 野球は理屈で考えよう からまとめていこうと思う。
「なぜセンター返しが基本なのか」
ー好打者の条件は、センター返しー
まず『センター返しが基本』である理由を考えてみる。シートノックを思い浮かべていただきたい。ノッカーは「はい、サード。次はショート」というように、内野手に時計回りに打球を転がしていく。その際、サードに打つ時は左肩をサードに向けてボールを打つ。
センター返しに徹することは、広角に打ち分けるための条件でもある。
この後も出てくるが、落合博満さんの打撃練習の方法にノックを打つというものがあり、ノックと打撃の関連性を解いていることもあり、ここでもノックを理由に挙げている。
確かに、私もノックを打つ時は左肩を打つ方向ひ向けるが、センター返しを意識してノックを打ったことがないので、意識を置いていこうと思う。
しかし、私自身はセンター返しを意識する理由はないのかなと考えている。タイミングがあって、その結果センターに飛んでいくという考え方である。センター返しは目的ではなく結果であると考えているし、選手にもそのように伝えている。
バッティングの理論 落合博満