これまでの野球常識が変わる。
「上から叩け」
この指導用語が出てきた理由:子どもは力がないのでバットを振るとどうしても重たいバットヘッドが下がりミート率が下がってしまう。そこで、お父さん指導者たちは「上から叩け」という言葉をかけてしまう。
ー3人の意見ー
古田:横から打てが良い
稲葉:「上から叩け」という言葉の解釈の問題
自分の打ちたいポイントに対して「上から叩け」が良い
安藤:腕は真下に下げているだけ。
そこに、体幹の回転動作が加わることで野球のスイングになる。
3人に共通することは、ダウンスイングでは打てないということだと思う。私も指導上「上から叩け」と指導したことは一度もない。逆に、「上から叩くな」という指導をしている。指導方法は指導者の数だけあると思いますが、これはすべての指導者の共通認識にしてほしい者です。
安藤さんの著書も少し見させていただきましたが、腕の仕事と体幹にくっついている腕がされる仕事をうまく説明したとても興味深いです。みなさんも是非。
野球に革命を起こすバッティング理論 安藤秀
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「アッパースイングするな」
安藤:アッパースイングの定義を決めないといけない。
体幹の回転とスイングの回転が同じであれば力は伝わるので、アッパースイングではない。
これは、私も同意見である。よって、柳田選手はアッパースイングではありません。ということになります。
古田:ヘッドが遠回りしてしまし、タイミングがズレたりアジャスト(ボールを捉える)ことが難しい。
これはいけない。しかし、多くの指導者は「アッパースイングはダメ」と指導はするのにもかかわらず、「遠回りはダメ」と言葉では指導しても技術指導をする者は多い。完全に逆である。
この動画では、体幹の回転軸を横から見た軸で考えている。しかし、私は正面から見た傾きも同様でいいと考えている。両肩のラインとバットの傾きが同じであれば何の問題もない。
みさなんはどう考えるでしょうか。意見下さい。