打撃理論 城島健司選手 第1弾
私自身、高校時代からテレビや雑誌なので城島健司選手の打撃に関する考え方に触れる機会があり参考にさせていただきながら練習を積んできた。
その理論や考え方は現在でも学ぶところが多く、また本質をついていると思う。
「本質は色褪せない」
当時から、異端とされていた考え方は今でもこの凝り方まった考えたしかできない日本野球界では受け入れられない人間も多いだろう。
もちろん、大前提は”百人百通”であるので考え方は違って当たり前なのだが、是非全ての指導者が取り入れてほしい考え方である。
・筋肉がついてマイナスな要素はない。
「筋肉がつくと腕が振れない、バットが振れない」なんてことはない。
・バッティングは「力こぶ」ができるポイント、身体の近くに引きつけて打つべき。
「”前で打て”と指導している指導者が前で打っていなかったから。」イメージと実際のところには差がある。
・強打者(好打者)は選球眼が良い。ボールを引きつけられるから、ボール球を振らない。
・球を引きつけて打つには、パワーが必要。ウエイトトレーニングでパワーをつければ、今まで差し込まれてファールにしかできなかったのが、フェアゾーンに入れることができる。
高校生は子供ではない。もう、高校生ならこれらは出来ます。高校生の力をなめるのはやめましょう。これは、指導者側の問題です。
”全ての選手によりよい指導を”願ってやみません。