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[新チームは前年秋から始動し、1年計画でチームを作る]
オフシーズンの過ごし方
聖光学院に聞く、控え選手を学年ごとに分けたチーム編成し、次のチームの中心になる1年生に数多くの実践経験を積ませる。そして、その結果を踏まえ、新チームのレギュラーを決めていた。
「つまり、新チームに対する取り組みが、年間通して行わていたのです。うちも聖光学院さんのスタイルを見習い、今年の3月から、今の2年生、昨秋のチームではメンバー組ではなかった2年生だけで70試合ほど練習試合を組み、そこでの成績を参考に、秋の大会が始まる前までに、レギュラー候補を30人に絞りました。」
北越さんとお話しをさせていただいた時にも、同じ取り組みをしているそうです。秋の公式戦後は完全に学年に分けて練習試合をしているそうです。部員の多いチームはそれができるので羨ましいです。
[変わらないのはランニング量]
オフの練習に入っていた取材日も、朝の練習で400m走を12本こなし、放課後練習の始めに100mのインターバル走を20本、さらに練習の締めには1500mのタイム走も、「負荷をかけながら、トータルで1日、12~3kmは入ってます。」
長距離ランニングは野球にいりません。短距離のインターバル走が一番です。しかし、リーチングするには、タイムを計測して管理してやった方が良いでしょう。