バッティングの理屈(18)

バッティングの理屈

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第5章 上半身のメカニズム「トップの位置から一直線にバットを振り出すには」

ーボールはグリップでつかまえようー

①打球を90度の扇形の中に打ち返すのなら、バットもこの90度のエリアの中でさばくという意識が大切である。故に、フォロースルーではバットのヘッドが投手に向かうのがいい。つまり、バッドを振り抜く理想的な方向はセンターである。

②トップの位置はできるだけ深く入れるべき。より深くという感覚は、投手寄りの腕のヒジがしっかりと伸びること、と言い換えることができる。また、投手寄りの肩を動かさず、両腕でトップの位置に入れなければならない。投手寄りの肩が動く選手の多くは、トップの位置に入れる際に捕手寄りに肩が入りすぎるのだが、これでは顔も引きずられて動いてしますため、構えた時と視界が変わってしまうという欠点が生まれてしまう。また、この時は捕手寄りの腕のヒジの抜けも悪くなる。

③トップの位置の高さは、『ストライクゾーンの上限より高く』が理想ではないか。なぜなら、ストライクゾーンの上限よりも高い位置にトップがあれば、すべての高さの投球に対してバットを振り下ろす感覚で対応できる。さらに、トップの位置が高いとバットのヘッドは下がらない。反対にトップの位置が低いと、高めのボールに対してグリップを寝かせて振り出さなければならない。すると、腕を上に振り上げることでバットのヘッドは下がり、スピードにあるボールへの対応には苦労する。また、投手寄りのワキが開いてしまうため、スイングが波を打つという悪癖も身に付いてしまう。

④トップの位置から振り出す際、捕手寄りの腕は体の内側でたたむべきだが、これはヒジの抜けをよくするために最大のポイントである。ヒジの抜けが悪いと、強い打球が打てないのはもちろんだが、なんとかヒジを抜こうとするあまり、どうしても体を開いてしまう。また、この注意点は②と深い関連性がある。

⑤トップの位置からミートポイントへ一直線に振り出すスイングは、両肩を動かさず、投手寄りの腕のヒジを開かないようにしてグリップをミートポイントにぶつけていくという感覚で身に付けられる。その際、ポイントを見据えている目の前をバットば通過していけば、スイングは無駄なく正しい軌道を描いているといえる。

落合 博満 バッティングの理屈 三冠王が考え抜いた「野球の基本」

投稿者: 大林智也

新潟県内で「体修塾」という名で野球の個別指導をしています。 激しい変化の時代に、野球にどのような可能性があるのか、日々考えています。 そして、野球をplayすべての選手たちが「野球を楽しむ」ことができるように、変えていきたいと思っています。そのための、「個別指導」。これからの野球は個別指導・少人数練習が主流になります。このmind setを広げるために2016年から活動しています。 [経歴] 新潟県柏崎市出身 中学:柏崎リトルシニア 高校:新潟県立柏崎高等学校 大学:日本体育大学 体育学 学位 中高保健体育教員免許保持 大学院:上越教育大学大学院 教育学 修士 スポーツ心理学専攻 2019年まで学校現場で子供たちを指導してきました。2020年に独立。 選手としては五流。ですが、体育大学に入学できるほどスポーツ全般・運動が得意です。加えて、大学院までいき運動学の研究の分野にも関わっています。 ただ野球が上手いだけでない。 「野球」×「運動学」×「教育現場」×「研究」を掛け合わせ野球指導者です。 よろしくお願いします。 #体修塾 #個人指導 #新潟CROWN

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