バッティングの理屈(25)

バッティングの理屈

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第6章スタンスについて考える「”ヒッチ”は決して禁じ手ではない」

ー準備の時間を確保すれば、ヒッチは”禁じ手”にならないー

①トップの位置はできるだけ深く入れるべき。投手寄りの肩を動かさず、両腕でトップの位置に入れなければならない。トップの位置に入れる際に捕手寄りに肩が入りすぎるのだが、これでは顔も引きづられて動いてしまうため、構えた時と視界が変わってしまうという欠点が生まれる。

②トップの位置の高さは、『ストライクゾーンの上限より高く』が理想ではないか。すべての高さの投球に対してバットを振り下ろす感覚で対応できる。

”ヒッチ”とは『ヒッチハイク』のヒッチで、『引っかける、ぐいと持ち上げる』という意味の言葉だ。

構えた位置からグリップを動かす際に、ベルトのあたりまで一度下げてからトップの位置に入れてみる。

構えた位置からトップの位置までグリップを直線的に上げるよりも時間がかかるからだ。ヒッチの最大の欠点である。

投手寄りの足を平仮名の『の』の字を描くようにステップさせることを、ここで復習しておいてほしい。

ヒッチは基本的に全員するべきだと思う。しかし、落合さんのいうように遅れてはいけない。

しかし、落合さんはトップを深くベース上でない位置において、かつ、高い位置において振り下ろすという考え方だ。ここは私の考え方が違う。

私は、トップという位置にから投手寄りにグリップを移動させながら踏み込み足の着地を迎える(ステップ)ことが理想だと思っている。今度、動画でアップしたいと思います。

落合博満 バッティングの理屈 三冠王が考え抜いた「野球の基本」

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投稿者: 大林智也

新潟県内で「体修塾」という名で野球の個別指導をしています。 激しい変化の時代に、野球にどのような可能性があるのか、日々考えています。 そして、野球をplayすべての選手たちが「野球を楽しむ」ことができるように、変えていきたいと思っています。そのための、「個別指導」。これからの野球は個別指導・少人数練習が主流になります。このmind setを広げるために2016年から活動しています。 [経歴] 新潟県柏崎市出身 中学:柏崎リトルシニア 高校:新潟県立柏崎高等学校 大学:日本体育大学 体育学 学位 中高保健体育教員免許保持 大学院:上越教育大学大学院 教育学 修士 スポーツ心理学専攻 2019年まで学校現場で子供たちを指導してきました。2020年に独立。 選手としては五流。ですが、体育大学に入学できるほどスポーツ全般・運動が得意です。加えて、大学院までいき運動学の研究の分野にも関わっています。 ただ野球が上手いだけでない。 「野球」×「運動学」×「教育現場」×「研究」×「トレーナー」を掛け合わせ野球指導者です。 よろしくお願いします。 #体修塾 #個人指導  #ラプソード

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