バッティングの理屈
第8章 バットの選び方、握り方「落合流バットの選び方」
ーバットは手のひらの大きさと、自分のフィーリングで選ぼうー
①グリップの太さは手のひらの大きさで決める
バットを握る感覚というのは、”強すぎず緩すぎず”。実に抽象的な表現だが、自分の手の大きさより細すぎるものを握ると、握ろうとした段階から力が入りすぎてしまう。反対に、太いものを握ろうとすると、手のひら全体に力が入らない。両手で無意識に握って、しっくりいく感覚といえばいいか、リラックスしてスイングできるグリップの太さと全体の重さがベストといえる。
②バットを選ぶ時間帯は手のひらの感覚が正常な時(夕方)
私(落合さん)は素手でバットを握ってきた。
最近のバッティンググローブの機能性も進歩した。科学的なデータによれば、バッティンググラブを装着することによって、グリップ感は約20%もアップするらしい。
③一度選んだ形のバットを簡単な理由で変えない
④重さやバランスについては、さまざまな種類のバットを試して、自分のフィーリングに合うものを見つける