地元にある野球塾に参加してきた。
そこには、社会人の指導者とその教え子たちが町の小学生に対して野球の指導をしていた。
かつ、その指導方法はとてもユニークなものだった。
守備練習の時に出てくる言葉は
「片手限定だ」「サイドスローとアンダースローで」「チャラク守備をやれ」「きちっと取るな」などである。
私自身はとても好きな練習風景だった。
小学校の頃に、従来型の基礎守備しかしてこなかった小学生は中学校野球で野球をやめてしまう人間も多いと思う。しかし、ここでやっていることはしっかりとした裏付けがありつつ、かつ野球を楽しむ感覚も忘れないようにしているところだろう。
野球の楽しさを知っている彼らが、いつか地元の高校で野球をしてくれることを願っている。