バッティングの理屈
第9章 野球選手のためのトレーニングとは「秋季練習をそろそかにしてはいけない」
ー実践練習と基礎体力の強化を両立させるのは、秋季練習が最適であるー
多少の故障やケガに見舞われても、翌年のシーズンインまでにじっくりと治療することができる。選手の側も、故障を恐れずに自分の体をいじめ抜いてほしい。
プロ野球での活躍を一番に置くと高校時代にやることは”体づくり”ということになる。
細かい技術は18歳以降に覚えれば良いということになる。これは、現代の日本野球界の考え方からすると逆行する意見だろう。
私は、基本的には高校野球では体づくりとセンス作りのみをしておけば良いと考えていて、技術に関しては打つ(スイング)と投げると走るという3つのみを鍛えておけば良いと思う。
その3つを究極的に極めた部員で甲子園を優勝したい。これが私の夢だ。