鈴木大地選手のグラブと野球。

高校野球ドットコム

鈴木大地選手「求めるは柔らかさと硬さの共存」

【求めたい柔らかさと硬さの共存】

先ほども申しましたように自分は柔らかいグラブが好きなのですが、ある部分に関してはしっかりとした硬さがほしいです。具合的には親指と小指の付け根の部分、そして人差し指の芯の部分の3か所。この3か所にしっかりとした硬さがあると、長期間使い込んでもグラブの型が崩れにくくなるのですが、ミズノのグラブはこのポイントをしっかりと押さえています。

【現在の技術に見合ったグラブが必要】

「捕れる場所が広そうなグラブだな」と言われますが、普通の人のグラブよりは捕れる範囲が広いグラブだと思います。捕球ポケットの個数が多いというよりは、1個の巨大なポケットがあるという表現が近いかもしれない。

ぼくはグラブを握らずに捕球する「当て捕り」が上手ではないので、捕れる範囲を広くしておいて、アバウトな感覚でもグラブにボールが入ってくれる感覚がほしいんです。

すぐにボールの握り替えができるように、人差し指、中指の付け根あたりで捕りたいという願望はあるんです。理想はやはりそこの1か所しか汚れないようなハンドリング技術ですから。

【ウェブの好みは終始一貫】

ウェブに関しては宮本慎也さん石井琢朗さんといった守備の名手たちが使っていたことで知られる、この形のウェブが好きで、中学生時代から愛用しています。十字型のクロスウェブを使用した時期もあったのですが、やはりこのウェブが使っていて一番しっくりくることに気づき、戻しました。

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私もこのウェブが一番好きかもしれません。良い守備は良いグラブが必ずセットになっていることが多い。守備理論を学ぶことも大切、しかしスポーツ技術は用具の発達とともにある。そこに着目しない選手は成長は難しいとも考える。

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投稿者: 大林智也

新潟県内で「体修塾」という名で野球の個別指導をしています。 激しい変化の時代に、野球にどのような可能性があるのか、日々考えています。 そして、野球をplayすべての選手たちが「野球を楽しむ」ことができるように、変えていきたいと思っています。そのための、「個別指導」。これからの野球は個別指導・少人数練習が主流になります。このmind setを広げるために2016年から活動しています。 [経歴] 新潟県柏崎市出身 中学:柏崎リトルシニア 高校:新潟県立柏崎高等学校 大学:日本体育大学 体育学 学位 中高保健体育教員免許保持 大学院:上越教育大学大学院 教育学 修士 スポーツ心理学専攻 2019年まで学校現場で子供たちを指導してきました。2020年に独立。 選手としては五流。ですが、体育大学に入学できるほどスポーツ全般・運動が得意です。加えて、大学院までいき運動学の研究の分野にも関わっています。 ただ野球が上手いだけでない。 「野球」×「運動学」×「教育現場」×「研究」×「トレーナー」を掛け合わせ野球指導者です。 よろしくお願いします。 #体修塾 #個人指導  #ラプソード

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