バッティングの理屈
第10章 いくつか”どうすればいいか”を解決する「カーブの打ち方は存在しない」
ーカーブは”ストレートよりもスピードの遅いボール”だと考えようー
”ストレートよりもスピードの遅いボール”ということだ。
150キロのストレートを打つ時も、また100キロを割るような緩い変化球をとらえる時も、自分自身のスイングやミートポイントは変えてはならない。このことを『投球を自分のミートポイントに入れる』と表現すると、スピードの遅いボールは、しっかりと呼び込んで自分のミートポイントに入れる、言い換えれば投球が自分のミートポイントに入ってくるまで我慢しなければならない、ということになる。最近の選手は、この作業が下手になったという印象がある。
共感である。
打撃の基本練習とも言えると思う。
スローボールorカーブを自分のポイントまで引きつけて正確にとられることが打撃の基礎だと考える。落合さんが言われるように、ミートポイントを(私の言うミートゾーン)を確認する上で大切な練習になると思う。