フルスイングとは。

今年よりオリックス・バッファローズに入団した吉田正尚選手のオープン戦でのホームランがとても印象的であった。

身長173cm体重80kgと体格が良いとは言えない選手でありながら、豪快なスイングでのホームランとても素晴らしいですね。

私自身も身長174cm体重90kgでなので、ホームランを余裕で打てるということになる。

福井県出身で敦賀気比高校の出身である。その後、青山学院大学に進学しドラフト1位でオリックスに入団した。

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トップからインパクトに向けて裏芯を出しながらの軌道が綺麗である。

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インパクト後だと思われるがヘッドが返る軌道が引手とバットが一直線になっている。

これは、最近良く聞く”ヘッドを立てる”という状態ではないということ。

ちなみに、私の考える従来型の”ヘッドを立てる”とは、バットと腕が作る角度が鋭角になることだと考えてる。私は全く違う意見で、この形が一番バットが飛ぶ形だと考える。

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フォロースローの型が素晴らしい。体がこれほど捻転するのかと思うほど柔軟性が高い。

踏み込み足は返り、軸足は母子球では回転していない。この形のフィニッシュになれるということは、強いスイングをできているということである。

体の小さいバッターはコンパクトなスイングにするのでなく、小さいからこそこのようなスイングをしなければいけないと思う。特に、高校野球まではそれで良いと思う。指導者の個人的感情で選手の将来を消してはいけないと思う。

ただし、フルスイングをするとバットが遠回り、アウトサイドインになりがちになりインコースが打てなくなることが多いので”正しいフルスイング”を身につける必要はある。

 

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投稿者: 大林智也

新潟県内で「体修塾」という名で野球の個別指導をしています。 激しい変化の時代に、野球にどのような可能性があるのか、日々考えています。 そして、野球をplayすべての選手たちが「野球を楽しむ」ことができるように、変えていきたいと思っています。そのための、「個別指導」。これからの野球は個別指導・少人数練習が主流になります。このmind setを広げるために2016年から活動しています。 [経歴] 新潟県柏崎市出身 中学:柏崎リトルシニア 高校:新潟県立柏崎高等学校 大学:日本体育大学 体育学 学位 中高保健体育教員免許保持 大学院:上越教育大学大学院 教育学 修士 スポーツ心理学専攻 2019年まで学校現場で子供たちを指導してきました。2020年に独立。 選手としては五流。ですが、体育大学に入学できるほどスポーツ全般・運動が得意です。加えて、大学院までいき運動学の研究の分野にも関わっています。 ただ野球が上手いだけでない。 「野球」×「運動学」×「教育現場」×「研究」×「トレーナー」を掛け合わせ野球指導者です。 よろしくお願いします。 #体修塾 #個人指導  #ラプソード

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