二遊間の極意 立浪和義
第2章 二遊間「各論」:二塁手を極める
【薬指の付け根に当てて、握り替えのスピードアップ】
・薬指にボールを当てて、握り替える=「当て捕り」
・セカンド用のグラブには人差し指と薬指側に、2つのポケットが存在することになる。
・当て捕りにより握り替えミスが起こり得る。「上手く握れていない」のであればなるべく低く投げる意識を持っておくといいだろう。
・野球選手にとって、「指先は命」。爪のケアにまで気を配っておきたい。
近年ではインターネット・スマートフォンの普及により様々な技術を動画などにより得ることができる時代になった。にもかかわらず、田舎(=偏見ではない。私が住んでいるところではと言う意味)ではスマートフォンをゲーム機として使用している選手が多すぎる。もったいないとしか言いようがない。
”当て捕り”に私が出会ったのは高校生の時の関西遠征でのことだ。トレーニンググローブを選手全員が使用し、試合前もしくは試合中も使用している。思い切って選手に聞いてみると、当て捕りの練習をするためだと言っていた。「ボールはグラブで握らない」、「当てるだけだ」などと言っていたのを覚えている。
今は、こんなことをしなくても情報はネット上に溢れているのにそれを得ようとしない選手たち。そして、指導者たち。それを伝える必要があると思う。
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