二遊間の極意 立浪和義
第4章 ダブルプレーの鉄則ーケース別完全対応ー
【ダブルプレーを取るための3原則】
・併殺=併せて殺す ゲッツー=get two
・ダブルプレーの3つのポイント「ボールを早く放す」「回転のいいボールを投げる」「ボールの受け手は、的を早く作る」
・足の速い左バッターであれば、一塁への駆け抜けタイムはだいたい3秒台後半
【原則1:ボールを早く放す】
・一塁への駆け抜けタイムが4秒の選手であれば、一秒間におよそ7メートル、0.1秒間で1メートル進む計算となる。
前にも記述した記憶があるが、守備と時間感覚の関係についてはもう少し指導者は選手に伝えるべきであると考えている。私も、過去にノックの時に4秒以内に一塁ベースに到達することを目的としたノックを行なっていた。4秒以内を意識させると、ゆっくり打球を待って正しい型で捕って、ゆっくりステップをして投げることなどできないことがわかる。選手には、型の意味と実践の違いを教える必要がある。
かつ、ボールを早く放すということも4秒以内に一塁に到達するためには重要でグラブで保持している時間も極力短くすることが大切なのです。型練習の時にはグラブ内にボールを保持する時間を短くする練習をさせるべきだと考える。これは腰を低くするということよりも大切かもしれない。
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