二遊間の極意 立浪和義
第6章 他ポジション連携&攻撃との関係性
【盗塁に対するベースカバーの際に二遊間連携、外野の動き】
・盗塁時のセカンドベースカバーの話
・バッタータイプを考えなければいけない。右打者ならば右打ちかそれとも引っ張りか。ランナーがいない時は、引っ張りタイプでも、ランナーが一塁にいるとライト方向を狙うバッターもいるので、状況に応じた特徴を頭に入れておきたい。
・セオリーでは、左バッターの外に投げるのであればセカンド、右バッターの外ならショートが、ベースカバーに入る。もちろん球種によっても変わってきて、左バッターに対して外のゆるいカーブであれば、引っ張る可能性が生まれるので、ショートがベースに入る。
・二遊間はこれらのことを考えながら、一球一球、お互いだけが見えるようにグラブなどで隠しながら口のサイン(「あ」の口ん時はショート、「ん」の口の時はセカンドなど)で意志の疎通を図っている。
・二遊間が気をつけることは、「バッターのインパクトまでは、できるだけ定位置周辺で粘る」ということ。
・気をつけたいのは、2アウト一塁、フルカウントで、二塁ベースカバーは必要ないということ。
・守備側にとっては一塁ランナーの動きは関係なし。事前にチーム全員で確認して、ボーンヘッドが出ないようにしておきたい。
・ほとんどのケースで、キャッチャーは三塁でアウトを狙っていく。二遊間の二塁ベースカバーはやや遅めでもいいことになる。
基本的なことになります。
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