非常識のすすめ 里崎智也
第3章 異端のキャッチャー論
【ホームを死守する】
・キャッチャーという職業は生傷が絶えない。肋骨は、これまで3度折った。全てホーム上での黒スプレー。
・クロスプレーの練習はできない。それ以上ホームを守る秘訣と言えば、もう気合いしかない。
現在は「コリジョンルール(衝突ルール)」が日本でも採用されています。
大要は
1.走者の捕手または野手への体当たり禁止
2.捕手または野手の走者へのブロック、走路の封鎖禁止 などなどがある。
これにより必要な技術が変化してきてるとこも事実で、今年の日本シリーズでも広島の田中選手の本塁侵入の時のクロスプレーが話題になった。コリジョンルールにより、本塁への走路はあいている状態でタイミング的にはアウトだった。審判も、アウトを宣告した。しかし、リプレイ検証を受けてセーフに変更された。色々と物議が起こったシーンでもあるが、コリジョンルールをうまく使用したプレーだった。
田中選手は、ヘッドスライディングをしたのだが、回り込んでホームに侵入し見事にタッチをかわした。
コリジョンルールにはヘッドスライディングが有効だと思う危険も伴う技術だと思う。年代別にヘッドスライディングについては制限する必要があると思う。
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