長打力を高める極意 立浪和義
第2章 長打力を支える実践的な応用技術
【ヘッドを立ててボールを打つ】
・左右の手の間があく分だけ、ヘッドの重みに負けにくくなり、ヘッドを立てた状態で打つことができた。「ヘッドが立つ」とは、ボールをとらえる時に手首よりも上にヘッドがある状態を指す。
・バットの握りは様々な考え方があると思うが、私が意識していたことは小指、薬指、中指の外側3本の指で握るということだ。剣道の竹刀も同じように握るそうだが、外側を意識すれば、自然に脇がしまってくる。
・フィンガーグリップ=手のひらの近くではなく、指の第一関節、第二関節を使って握る。指で握った方が、手首を柔らかく使え、バットコントロールしやすいという狙いがある。
まず一つ目の・について。
皆さんも試して見てください。バットを振る時に左右の手を離して振って見てください。バットのヘッドはどうなりますか?体感するのが一番です。
結論は、ヘッドは下がります。ソフトバンクの松田選手も開けてスイングしているがヘッドは下がっています。
さらに、私個人的には指導する時に「ヘッドは下げろ」と言いますので、立浪さんとは真逆です。なので、ヘッドを下げたければ左右の手の間を開けろと指導します。
詳しくは宮川理論に触れて見てください。
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