左バッターを科学する ベースボールマガジン社 編
第2章 データから左バッターの優位性を読む
【内野安打、内野ゴロ安打で右バッター、左バッターを比較】
・過去6シーズンの合計で見ると、右バッターの内野ゴロは6万3355で、そのうち内野ゴロ安打は3452本。割合は5.4%。一方の左バッターは5万3496の内野ゴロで、内野ゴロ安打は4147本。割合は7.8%。割合には2.4%もの違いがあります。この2つのデータから見ても、内野安打を打つ確率は、左バッターの方が高いということはハッキリわかります。
【スイッチヒッター5選手のデータから左右打席を比較】
・両打の打者 内村賢介選手(横浜)−左打席では内野ゴロが442で、そのうち48本が内野安打(10.9%)。右打席では205の内野ゴロで14本が内野安打(6.8%)という数字が残ってます。左と右で4%以上の開きがあり、圧倒的に左打席での内野安打が多いことがわかります。
野球において、内野安打の価値をどう見るかということだと思う。安打数と塁打数のどちらを取りますか?試合を変えるのは内野安打かホームランか。内野安打4本とホームラン1本。ベースボールと野球の違いかもしれません。ホームランも打てる足の速い内野安打も打てる選手が一番良いのは間違いない。
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