科学する野球 バッティング&ベースランニング 平野裕一
第1部 バッティングの科学 The Science in Batting
Batting1 〜地面反力を科学〜打撃時に地面を押す力
【地面を押す力の反力で身体を加速する。】
・こうした地面を押す力の働きは何なのだろうか。地面を押すと、同じ大きさで反対向きの力を地面から受ける。作用反作用の法則である。よく耳にする地面反力(床反力)というのはこの反作用の力のことである。
・フォワードスイングに入ると左右の足で前後反対向きに押すので、その反作用を受けて身体は、踏み込み足側は背中側、軸足側は腹側へと加速される、つまりフォワードスイングする向きに身体は回転加速されることになる。踏み出し足で下、投手側へ踏ん張るので、ステップ局面で投手側に加速されてきた身体は減速された身体の支えがあるからこそバットを投手方向へ走らせることができる。
ここで証明された事は、「フォロースイング終了時には軸足はつま先立ち、踏み込み足は踵回転になった方が回転しやすい」ということである。宮川理論のフィニッシュの型が正しいということになる。
坂本選手だが、インパクト時にはつま先だったと思われる。踏み込み足はこれが理想型という事です。
みなさんも実践して見て下さい。
宮川理論に興味がある方は、公式オフィシャルウェブサイトから
http://www.bsh-miyakawa.com/backpack-sale
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