球辞苑「ストレート」1
【直球割合 プロ野球選手の全平均 46%】
これは、多様な変化球が出てきた結果、「変化球全盛期」に突入していりと考えられる。
加えて、「動く球」カットボール、ツーシームなどの球も出現し、綺麗な縦回転のストレートを操る選手は少なくなってきていると言える。
【ストレート割合ランキング】
第3位 楽天 松井裕樹 65.9% 楽天のクローザーとして活躍 日本代表でもある
第2位 ロッテ 南昌輝 67% ロッテのセットアッパー 昨年より飛躍
第1位 阪神 藤川球児 67.9% 火の玉ストレート そのスタイルは変わらない
藤川選手でも3割が変化球、プロの世界がこうである限り、プロを目指すアマチュア世代は変化球をある程度投げれないとプロでは通用しないということがわかる。
しかし、変化球が生きるも・死ぬもストレート次第。歴代素晴らしい変化球を投げている選手は
大抵素晴らしいストレートを投げているものだ(データはないが印象はそのような感じだ。)。
指導者としては、カットでもツーシームでも綺麗なフォーシームでも構わないが、ファストボール系の球を軸として指導したいという気持ちは今も変わらない。