球辞苑「ストレート」
【大谷翔平 ストレートの課題と可能性】
・大谷選手はスリークォーター 球速をあげるだけ考えるならばスリークォーターが一番良い 150km/h以上はほとんどスリークォーターである。
・しかし、スリークォーターはボールの回転軸が斜めになりやすい。打たれにくいストレートにしたければ水平に近いボール回転にする必要がある。
・大谷選手のフォーシームはホップ効果を得る前にキャッチャーに到達してしまう。130km/hぐらいが一番ボップ効果を得られる。
・「打ちにくくする」と「球速を早くする」ということは相反するとも言える。
とても興味深い見解である。最初に藤川球児選手が述べていたこととリンクすることもわかるだろう。これからの時代は球速よりスピン量。フォーシームとツーシームを使い分ける。130km/hを最低限目指す。フォーシームは水平軸回転にする。怪我の少ない、負荷の少ないフォームにする。
では、どのようにしてこの理想に近づくか。思考を継続しなければいけない。