球辞苑「ゲッツー」ゲスト:立浪和義
【2016年プロ野球ゲッツーパターンランニング】
第1位:6-4-3 32.7%
第2位:4-6-3 26.7%
第3位:5-4-3 14.6%
第4位:1-6-3 5.2%
第5位:6-3 3.5% 他
【2016年プロ野球併殺打奪取コンビランキング】
第1位:菊池涼介&田中広輔 広島 77回
第2位:田中賢介&中島卓也 日本ハム 65回
第3位:西野真弘&安達了一 オリックス 43回
この指標は単純に安定してレギュラーとして一軍で活躍しているチームの二遊間ということだろう。
【過去10年間併殺打奪取コンビランキング】
第1位:荒木雅博&井端弘和 中日 261回
第2位:片岡易行&中島裕之 西武 256回
第3位:田中賢介&金子 誠 日本ハム 211回
第4位:本多雄一&川崎宗則 ソフトバンク 198回
第5位:東出輝裕&梵 英心 広島 188回
第1位のコンビは”アライバ”というコンビ名でも有名な中日の2人。6年連続ゴールデングラブ賞を獲得した二遊間コンビがここ10年では最多の併殺打を数えている。
数字からみるスポーツというのも、とてもおもしろい。とかく野球人は、データを無視しがちである。「データに裏切られたらどうするんだ。」などという者もいるが、それは情報やデータの使い方を知らなすぎる。データは絶対ではない、しかし、何かを指し示す材料にはなる。情報化社会の中で野球だけ遅れを取るわけにはいかない。そして、未来を生きる子ども達にも、情報・データの使い方を野球を通じて伝えていくべきだろう。