東大と野球部と私 桑田真澄
【第1章 「野球伝来」のチームだからこそ】
[練習初日・実技「効率的な練習を取り入れよう」]
・キャッチボールは野球の基本中の基本。日本では指導者が100人いたら100人とも声を出せと言うはずです。
・キャッチボールでは自分の身体感覚に耳を傾けてほしい。
・ただし、すべてにおいて静かにやれということではありません。試合中にフライを捕る時には「OK!」「任せた」と意思表示をすることが必要なので、練習のときから大きな声を出す習慣を身につけるべきです。
激しく同意。キャッチボールは声を大きくする練習ではない。練習中に「元気はー?」などという言葉も良く聞くが、練習に参加しているのだから元気なのだ。声が出ていないから元気がないということはない。声が出てないからやる気がないというわけではない。
しかし、大きな声は出せなければいけない。それは、大きな声を出す目的を選手に理解させて自発的に「声を出す」ということを練習中にさせることが重要だと考える。もちろん、声を出す練習を個別にする時間はもったいないので、選手の自主性に任せるべきだ。大きな声がさせるのであれば、練習中に意味なく声を出す必要はないと考える。
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