東大と野球部と私 桑田真澄
【第1章 「野球伝来」のチームだからこそ】
[練習初日・実技「効果的な練習を取り入れよう」]
座学②現代の野球道を知ろう
・「練習量の重視」とは、1000本ノックや1000回転の素振り、投げ込み、走り込みといった、量ありきの練習方法です。「精神の鍛錬」とは、たとえば水を飲ませないだど、気合や根性を強調して精神を鍛えようとする考え方です。「絶対服従」とは、監督や先輩など年上の人の存在を絶対視する発想です。=「誤解された野球道」
・何より自分自身をリスペクトしてください。自分のいちばんの応援者は自分自身です。野球の試合では、マウンドで、打席で、守備位置で、誰も助けてはくれません。たとえ5万人のファンが応援してくれていても、自分に自信がなければいいプレーはできない。僕はマウンドでそう感じていました。自分を信じることが何よりも大切。自分を含むすべての人にリスペクトする気持ちを持ってプレーしてください。
激しく同意。誤解されて野球道は現場にこの時代にまだ蔓延っています。私個人的には、そこにチャンスがあるとも考えているのですが、すべての選手が自分自身の成長にもう少し集中できる環境を私は整えてあげたいと考えています。現在の野球界は指導者の自己満足のために成り立っているところが多いと思います。
リスペクト。これからの社会の価値観だと思います。年上・年下関係なくリスペクトできるかどうか、私も選手からリスペクトされるような指導者でありたいですし、選手をリスペクトし続ける指導者でありたいと思う。
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