「東大と野球部と私」19

東大と野球部と私

桑田真澄

【第3章 敗戦の中で続く成長−指導日誌②2013年秋季リーグ】

[新人戦での勝利]

・ある投手はストレートが5〜6球決まるようになったので、ストレートの練習も継続しながら得意の変化球を磨いていこうと話をしました。

・大事なのは、1球毎に「準備」「実行」「反省」を行うこと。10球投げ終わったら、その10球に対しても反省し、次の10球に対して準備をすること。集中するだけではなく、どこに気をつけたらいいボールが行くようになったか、敏感に感じ取ってほしいと伝えました。

最近の子どもを指導していると、3つのやるべきことの内の反省が体の内部でできない子どもが多いと感じられる。私自身は、それほど球速が早い訳でもないがコントロールについてはそれなりに自身がある。それは、前の投球感覚からコントロールのズレを理解し、次に活かせる力がある体と考える。身体構造は全員違うので、コントロールには本当にこのサイクルを選手自身で繰り返してもらうしかない。この根気の必要な作業を誰だけ飽きずに継続できるか、これが投手に一番求められる力ではないだろうか。

#野球 #投手 #コントロール

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投稿者: 大林智也

新潟県内で「体修塾」という名で野球の個別指導をしています。 激しい変化の時代に、野球にどのような可能性があるのか、日々考えています。 そして、野球をplayすべての選手たちが「野球を楽しむ」ことができるように、変えていきたいと思っています。そのための、「個別指導」。これからの野球は個別指導・少人数練習が主流になります。このmind setを広げるために2016年から活動しています。 [経歴] 新潟県柏崎市出身 中学:柏崎リトルシニア 高校:新潟県立柏崎高等学校 大学:日本体育大学 体育学 学位 中高保健体育教員免許保持 大学院:上越教育大学大学院 教育学 修士 スポーツ心理学専攻 2019年まで学校現場で子供たちを指導してきました。2020年に独立。 選手としては五流。ですが、体育大学に入学できるほどスポーツ全般・運動が得意です。加えて、大学院までいき運動学の研究の分野にも関わっています。 ただ野球が上手いだけでない。 「野球」×「運動学」×「教育現場」×「研究」×「トレーナー」を掛け合わせ野球指導者です。 よろしくお願いします。 #体修塾 #個人指導  #ラプソード

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