東大と野球部と私
桑田真澄
【第3章 敗戦の中で続く成長−指導日誌②2013年秋季リーグ−】
[守備の強化をはかるために]
・バットがボールに当たる瞬間と自分がジャンプして着地する瞬間を同じタイミングに合わせ、打球の方向を見て1歩目を踏み出す方法。予め左右に小さくステップしておいて、ボールとバットが当たる瞬間に右足もしくは左足の好きな方で打球の方向に一歩目を踏み出す方法。
・人工芝では、バックハンドや片手で捕ることは必須
・ワンバウンドでもツーバウンドでもいいので「まっすぐ低く投げること」を意識する
・自分が捕れる範囲に飛んで来たボールを確実に捕ってアウトにすること
・ゴロを捕球する際に、バットの上側に当たったか、下側に当たったかまで集中して見るようにアドバイスしました。バットのどこに当たったかを見ていれば、ボールが上回転しているか下回転しているか、もしくは左右に回転しているかまで読むことができ、打球の方向か予測できます。
・中継プレーの練習の際には、ボールを投げる野手のリリースポイントをしっかり見る
・ボールの回転が読めるので、返球が逸れる方向を予測することができます。
打撃の指導も面白いが、投手と守備の指導は100%を目指す過程なのでそれはそれで面白いですよね。100%を目指す過程なので、結果と練習がリンクしやすく選手も成長していることが数字からわかるのでモチベーションを作りやすいのだと思います。守備や投球が安定していないと打撃も良い結果に繋がらないと思います。表裏一体。
スプリットステップについても言及されている桑田さんは素晴らしいと思います。守備の基礎「スプリットステップ」私はこの指導方法を確立しつつあります。学びたい方は直接指導でお会いしましょう。
#野球 #守備 #スプリットステップ