最近、個人的に注目している落合陽一さん。
考え方がとても好きです。ベビーブーム世代とは絶対に噛み合わない思考をしています。そんな落合さんは私と同い年。とても刺激を受けます。
そんな落合さんについて検索していると、ある動画にたどり着きました。
「魔法の世紀と教育」
その中で面白い話がいくつも出てきました。それが「アリとキリギリス」の話です。
[アリとキリギリス]
アリとキリギリスの話を簡単に説明すると、遊んでばっかりいるキリギリスに対してアリが「何か準備しないと死んじゃうよ。」と伝えるがキリギリスは「バカだな。遊んでた方が楽だよ。」と言いつつキリギリスは死ぬという話だが。
この話が学校ですると、「準備は大切だから。」「コツコツやることに大切だよ。」と伝えるのだが、それは嘘です。
この話を今風に解釈すると《ある国に、勤勉な働きアリと遊んでばかりいるキリギリスがいました。キリギリスは楽器やスマホで遊んでばかりでした。アリは彼を見る限り早く冬になって飢え死にしろと思っていました。冬になりアリは地中に籠って耐える日々、キリギリスは上場益でカルフォルニアに引っ越し幸福に暮らしました。》
この話は、このアリの存在をどうするかという話で、
《逆に、言われたことばっかりやって穴ぐらに籠る人生から抜け出した買ったキリギリスは自分の好きに命をかけて戦いましたが、周りのアリはキリギリスに罵詈雑言を述べました。キリギリスはその環境が嫌で抜け出しました。冬が来ない世界を追い求め、彼は十分に個性を伸ばしましたが、死んでしまいました。》という見方もある。
この童話の教訓は、嫌いなことを無理矢理やって他人を恨むよりは、好きなことで突き抜けて自分の弱点は環境を変えることで克服しろ、ということです。
つまり、なぜキリギリスが死んだのかというとそこまでの力がなかったからです。
だけど、キリギリスが死なない社会を作るか、人を恨まないアリを作るにはどうすればいいかを本気で考えなければいけない。
続きは明日にまとめようと思います。
日本の教育は勤勉なアリを量産するシステムです。なので、そのシステムがおかしいと思ったり、合わないと考えてやめていくことはとても良いことだと思います。なので、私は生徒にそれを進める。「この環境から早く抜け出しキリギリスになれ!」と心の中で常に叫んでいる。もちろん、ストレートには伝えられない立場にあるが、このブログを見て気付いてくれる若者が一人でもいてくれることを願う。
君が抱いている違和感は正解である。だから、自由に生きろ。しかし、そこには恐ろしいまでの個性と思考がないと生きていけない世界が待っている。力がなかったキリギリスは死んでしまった。あなたは、その世界を生きていける力と気持ちと責任感があるだろうか。真剣に考える必要がある。その力と気持ちと責任感を持っていますか?持っていないなら勤勉なアリを目指せ。そちらの方が命は長く持つと思う。どう生きるかは君次第だ。
#アリ #キリギリス