攻撃的守備の極意
立浪和義
【第1章 「立浪流」攻撃的守備の極意】
[足を使うことで守備の衰えを防ぐ]
・ほとんどの選手が、守備から衰えていっている。
・宮本選手は30代後半まで、ショートのレギュラーとして、そして引退するまで東京ヤクルトの看板選手としてプレーし続けた。宮本選手が若い時から足を使うことを意識せず、三遊間の打球もイージーに逆シングルで捕ることを選択していたら、あれだけ長くショートとして、あるいはプロ野球選手としてプレーできなかっただろう。
プロ野球選手とアマチュア野球の違いは、毎日試合があるか・ないかというところだろう。そ練習日が多いアマチュア野球においては練習の内容によって目的を変える必要がある。足を使って守備をする体力的練習と逆シングルなどの技術的練習を分けて儲ける必要がある。その内訳は2:8ぐらいでいいだろう。しかし、現状アマチュア野球界の守備練習は9:1ぐらいになっていると思われる。もう少し加えると体力的練習:技術的練習:精神的練習と分けると5:4:1ぐらいにならないだろうか。
足を使って守備をするということは否定しない。しかし、その割合は育成段階に応じて変えるべきだと考える。これが私の個人的な意見だ。
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