攻撃的守備の極意
立浪和義
【第2章 経験して極めた各ポジションの流儀】
[ショート ピッチャーからの転向組も多いポジション]
・ショートには松井稼頭央選手(東北楽天)、今宮健太選手(福岡ソフトバンクホークス)らプロ入り後、ピッチャーから本格的に転向した選手も多い。要求させる身体能力やセンス、肩の強さなどに共通項があるのだろう。
プロ野球選手の多くが投手出身ではないだろうか?なので、中学生ぐらいであれば全員に投手をさせるべきではないかと考えている。正しい投球フォームは守備における正確な送球につながると考えるし、投手心理はそのまま打者心理に応用できるだろう。全身の身体バランスも必要であるし、筋出力の連動性や柔軟性も身につけられる。試合で投げないにしてもバッティング投手でも投球フォームを安定してストライクを投げられるぐらいの神経トレーニングは全ての選手に積んでほしい。
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