「攻撃的守備の極意」13

攻撃的守備の極意

立浪和義

【第2章 経験して極めた各ポジションの流儀】

[ショートの命は「足」]

・不思議なもので、足が動かなくなると、気持ちの面でも受け身になりやすい。体と心は同調しているこtが多いのだ。守備で言えば、一歩目のスタートが遅れ、その結果がエラーにつながってしまう。足がどれだけ動くか、これは野球選手にとって大事なポイントだ。

・三遊間の当たりはフットワークと強肩がなければ、アウトを取ることはできない。この時ショートが意識することは、「後ろに下がらない」ということだ。守っている位置から、斜め前に切り込んでいく。イメージとしては45度ぐらいだろうか。打球が遅ければ、もっと鋭角に切り込んでいく。

・2アウト二塁で三遊間を抜けそうなゴロ。こんな場面では、打者走者のアウトを優先するか、それとも後ろに下がって捕り、二塁走者のホーム生還を防ぐか。このあたりの判断力が重要になって来る。もし、レフトが前進守備を敷いていれば、三遊間を抜かれてたとしても、ホームで刺せる可能性がある。そうなればショートは前に出て、勝負することもできる。内外野の守備位置、さらには塁上のランナーの走力やリード幅の状況までを頭に入れ、心の準備をしておき、バッターが打った瞬間に、即座に判断して最善のプレーを選択していく必要がある。

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#野球 #baseball #ショート #足

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投稿者: 大林智也

新潟県内で「体修塾」という名で野球の個別指導をしています。 激しい変化の時代に、野球にどのような可能性があるのか、日々考えています。 そして、野球をplayすべての選手たちが「野球を楽しむ」ことができるように、変えていきたいと思っています。そのための、「個別指導」。これからの野球は個別指導・少人数練習が主流になります。このmind setを広げるために2016年から活動しています。 [経歴] 新潟県柏崎市出身 中学:柏崎リトルシニア 高校:新潟県立柏崎高等学校 大学:日本体育大学 体育学 学位 中高保健体育教員免許保持 大学院:上越教育大学大学院 教育学 修士 スポーツ心理学専攻 2019年まで学校現場で子供たちを指導してきました。2020年に独立。 選手としては五流。ですが、体育大学に入学できるほどスポーツ全般・運動が得意です。加えて、大学院までいき運動学の研究の分野にも関わっています。 ただ野球が上手いだけでない。 「野球」×「運動学」×「教育現場」×「研究」×「トレーナー」を掛け合わせ野球指導者です。 よろしくお願いします。 #体修塾 #個人指導  #ラプソード

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