「投手論」6

投手論

吉井理人

【第1章 投手のダンティズム】

[磨いたプロ意識]

・酒に強くない僕は、たまに誘われて酒を飲みに行くことはあったが、それでも登板の前日は飲まない。シーズンオフでもブルペンに入る前の日は、アルコール類は決して口にしなかった。

・そういえば、日本ハムの投手コーチになった時、ダルビッシュにこんなことを質問した。「先発ピッチャーとして大事なものは何か分かっている?」「はい、コンディションです」おっ、コイツ、野茂みたいなことを言いよるな、と感心すると、どうやら少し前に野茂と食事をしたらしかった。

・野茂のフォークが他のピッチャーと違うのは、フォークというのは普通は挟んで投げることで回転をなくすわけだが、野茂は意図的に回転をかけている。回転がかかっていることで、打者に「フォークだ」と見破られにくいし、回転していればワンバウンドした時も捕手は止めやすい。野茂はそこまで考えて投げていた。

・80年代末のオークランド・アスレチックスの黄金期に活躍したデーヴ・スチュワートが真っ直ぐの軌道から一瞬外れて、ボールがホップしてから落ちるようなフォークを投げていたが、野茂のフォークはメジャーではスチュワートより高く評価されている。さすがにフォーク素人の僕に、回転をかけて落とすまでの技術は無理だ。

・実際はほとんど投げていないのに、打者が勝手にフォークを意識してくれる。フォークを意識させておいて、実際はショートばっかり。面白いくらい打者を打ち取られた。

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#野球 #baseball

投稿者: 大林智也

新潟県内で「体修塾」という名で野球の個別指導をしています。 激しい変化の時代に、野球にどのような可能性があるのか、日々考えています。 そして、野球をplayすべての選手たちが「野球を楽しむ」ことができるように、変えていきたいと思っています。そのための、「個別指導」。これからの野球は個別指導・少人数練習が主流になります。このmind setを広げるために2016年から活動しています。 [経歴] 新潟県柏崎市出身 中学:柏崎リトルシニア 高校:新潟県立柏崎高等学校 大学:日本体育大学 体育学 学位 中高保健体育教員免許保持 大学院:上越教育大学大学院 教育学 修士 スポーツ心理学専攻 2019年まで学校現場で子供たちを指導してきました。2020年に独立。 選手としては五流。ですが、体育大学に入学できるほどスポーツ全般・運動が得意です。加えて、大学院までいき運動学の研究の分野にも関わっています。 ただ野球が上手いだけでない。 「野球」×「運動学」×「教育現場」×「研究」を掛け合わせ野球指導者です。 よろしくお願いします。 #体修塾 #個人指導 #新潟CROWN

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