「投手論」9

投手論

吉井理人

【第2章 投手に必要な三つのコントロール】

[三種類のストレート]

・現役の頃、「自分のストレートには三種類ある」と発信したことがある。三種類といっても球種的なものではなく、あくまでも力の入れ加減、微妙な感覚での問題だ。

・僕は試合のほとんどを、八〇パーセントの力で投げていた。これがもっともピッチャーが力を出せる状態だと分かっていたからだ。ところが、時としてもう少し落としてもいいのではないかと思うシーンがある。140キロ台で投げているなら、135キロぐらいか。

・世界記録保持者がそこまで考えているのなら、自分たちはもっと力のコントロールを普段から意識しないといけないと痛感した。試合に入れば打者に集中できるように自動操縦にしなければいけないから、試合前の練習こそ、どれくらいの力加減でやるべきを把握し、体に覚え込ませる。これもまた大事なコンディショニングである。

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#野球 #baseball #投手

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投稿者: 大林智也

新潟県内で「体修塾」という名で野球の個別指導をしています。 激しい変化の時代に、野球にどのような可能性があるのか、日々考えています。 そして、野球をplayすべての選手たちが「野球を楽しむ」ことができるように、変えていきたいと思っています。そのための、「個別指導」。これからの野球は個別指導・少人数練習が主流になります。このmind setを広げるために2016年から活動しています。 [経歴] 新潟県柏崎市出身 中学:柏崎リトルシニア 高校:新潟県立柏崎高等学校 大学:日本体育大学 体育学 学位 中高保健体育教員免許保持 大学院:上越教育大学大学院 教育学 修士 スポーツ心理学専攻 2019年まで学校現場で子供たちを指導してきました。2020年に独立。 選手としては五流。ですが、体育大学に入学できるほどスポーツ全般・運動が得意です。加えて、大学院までいき運動学の研究の分野にも関わっています。 ただ野球が上手いだけでない。 「野球」×「運動学」×「教育現場」×「研究」×「トレーナー」を掛け合わせ野球指導者です。 よろしくお願いします。 #体修塾 #個人指導  #ラプソード

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