「谷繁流キャッチャー思考」3

谷繁流キャッチャー思考

谷繁元信

【第1章 ピッチャーとの関係を考える】

[ピッチャーに掛ける言葉の引き出しを持つ]

・ピンチになった時、キャッチャーはマウンドに行ってピッチャーに声を掛けます。ピッチャーを鼓舞することがいちばんの目的ですが、間を作って試合の流れを変える効果もあります。

・中には、なかなかいいところが見つからないピッチャーもいます。そんな時は、思ったままに「お前にはこれが足りないよ」と伝えました。基本的には余り持ち続けるようなことはせずに、「今俺はお前のことをこういうふうに見えているよ」と率直に伝えるのです。

・場面にもよりますが、変に熱くなるよりも、ドライに、理論的に伝えた方が相手に伝わりやすいと僕は考えています。〜そのためには日常頃からしっかりとピッチャーのことを観察し、相手のことを知り尽くしておかなければなりません。

・僕はその引き出しを増やすために、とにかく本を読みました。仏教の本、メンタルの本、名言集の本などを、時間がある時に繰り返し読む習慣をつけていました。本には、「これ使えるな」「こういうふうに説明すればいいのか」と思えるヒントがたくさんありました。〜テレビや新聞などで「これ、いい言葉だな」と思うものがあれば、メモをしておいて、いざという時に作ってみたこともありました。

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#野球 #baseball #捕手

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投稿者: 大林智也

新潟県内で「体修塾」という名で野球の個別指導をしています。 激しい変化の時代に、野球にどのような可能性があるのか、日々考えています。 そして、野球をplayすべての選手たちが「野球を楽しむ」ことができるように、変えていきたいと思っています。そのための、「個別指導」。これからの野球は個別指導・少人数練習が主流になります。このmind setを広げるために2016年から活動しています。 [経歴] 新潟県柏崎市出身 中学:柏崎リトルシニア 高校:新潟県立柏崎高等学校 大学:日本体育大学 体育学 学位 中高保健体育教員免許保持 大学院:上越教育大学大学院 教育学 修士 スポーツ心理学専攻 2019年まで学校現場で子供たちを指導してきました。2020年に独立。 選手としては五流。ですが、体育大学に入学できるほどスポーツ全般・運動が得意です。加えて、大学院までいき運動学の研究の分野にも関わっています。 ただ野球が上手いだけでない。 「野球」×「運動学」×「教育現場」×「研究」×「トレーナー」を掛け合わせ野球指導者です。 よろしくお願いします。 #体修塾 #個人指導  #ラプソード

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