投手論
吉井理人
【第2章 投手に必要な三つのコントロール】
[すべての基本はトップ・オブ・ザ・ボール]
・アセベドからは「真っすぐと同じように見せないと、チェンジアップの意味がない」と言われ、最初はスピードが落ちなくても、腕の振りだけは真っすぐと同じにすることを意識した。そのうち、自分でも真っすぐと同じ腕の振りをしているのに、ボールのスピードが落ちて行くのが分かるようになった。
・できれば真っすぐより20キロほど遅いチェンジアップがいい。
・「トップ・オブ・ザ・ボール」アメリカのコーチはみんなこう言う。投げる瞬間に、指がボールの真上にあることが、もっとも力のあるボールを投げられるという意味である。
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