攻撃的守備の極意
立浪和義
【第3章 身近で見て学んだ各ポジションの鉄則】
[インコースを意識させるリード]
・やっている側にとっても、「これが正解」と言い切るのが難しいのがリードなのだ。言ってしまえば、抑えればオッケー、打たれればダメという結果論の世界でもある。
・なぜ、バッターはインコースを攻められることを嫌がるのか。ここで詳しく説明したい。バッターは「かかと重心」になると、ある意味、負けと言っていい。
・最近の若い選手は、この壁に対する意識が甘いように感じる。上体主導で張っている選手が目立つのだ。私は体が小さいこともあり、壁を作ることには人一倍こだわってきた。
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