「投手論」19

投手論

吉井理人

【第3章 キャッチャー技術を考える】

[変化球は低く、真っ直ぐは大胆に]

・これが股間が尻より先に出ると、右の股関節が伸びてしまい、頭とボールを持つ右手が離れ、投げる準備がしっかりできない。その結果どうしても体が開いてしまうしリリースも安定しない。

・逆に肘の使い方やリリースポイントといった投球フォーム全般については、一概にこうしろと押し付けてしまうと、投げ方じたいがわからなくなり、投げることに臆病になってしまう。教えられることは、自分の力加減をしっかり学び、どんな状況でも自分のフォームを再現できるよう繰り返し練習することとコンディションを整えること–これくらいしかない。

・「変化球を投げるなら低く、真っ直ぐを投げるなら大胆に投げなさい」

私も同意見で、肘の使い方や利き腕の使い方をいじることが怖いです。

ヒントだけ与えて個人で繰り返し試行錯誤して感覚の世界でつかんでほしいというのは指導者の逃げだろうか。

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#野球 #baseball

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投稿者: 大林智也

新潟県内で「体修塾」という名で野球の個別指導をしています。 激しい変化の時代に、野球にどのような可能性があるのか、日々考えています。 そして、野球をplayすべての選手たちが「野球を楽しむ」ことができるように、変えていきたいと思っています。そのための、「個別指導」。これからの野球は個別指導・少人数練習が主流になります。このmind setを広げるために2016年から活動しています。 [経歴] 新潟県柏崎市出身 中学:柏崎リトルシニア 高校:新潟県立柏崎高等学校 大学:日本体育大学 体育学 学位 中高保健体育教員免許保持 大学院:上越教育大学大学院 教育学 修士 スポーツ心理学専攻 2019年まで学校現場で子供たちを指導してきました。2020年に独立。 選手としては五流。ですが、体育大学に入学できるほどスポーツ全般・運動が得意です。加えて、大学院までいき運動学の研究の分野にも関わっています。 ただ野球が上手いだけでない。 「野球」×「運動学」×「教育現場」×「研究」×「トレーナー」を掛け合わせ野球指導者です。 よろしくお願いします。 #体修塾 #個人指導  #ラプソード

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