野球センスの極意
立浪和義
【第1章 「立浪流」野球センスの極意〜センスの実態・高め方】
[モノマネで、野球センスを磨く]
・自分で認めるのもおこがましいが、私は少年期からバットの芯でボールを捉える感覚や、ヒジをたたんでインコースを打つ技術は、まわりより優れていたようだ。
・右打者が左打者のモノマネをしたときに、「あれ、こっちの方が強く振れる」と思うこともあり、こんなきっかけで、左打者としての野球センスに気づく可能性もあるのだ。
・目で見たことを、自分の体で再現できる。これも1つの才能だ。イメージと現実のギャップが少ないと言える。
・動きをマネしようと思えば、様々な角度からの観察が必要。打席に入ったバッターを四方向から見ると、今まで気づかなかった技術や感覚を手に入れられることもある。
・今は非常に便利な時代で、スマートフォンがあれば簡単に動画を撮影でき、その場で映像を見られる。スローモーションでの撮影も可能だ。これを生かさない手はない。映像を保存しておけば、フォームの変遷もわかる。常にスマートフォンを持ち歩いている草野球プレーヤーにはオススメだ。自分では華麗にカッコよく打っているつもりでも、実際は体が動いておらず、完全な手打ちだった…なんてこともある。
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