谷繁流キャッチャー思考
谷繁元信
【第3章 キャッチャー技術を考える】
[股関節・膝・足首の柔軟性を高める]
・全員が全員それにあてはまるとは限りません。「やってみて合わせれば次を考える」というプロセスを辿ればいいのだと思います。〜トレーニングやコンディショニングというのは、人によって合う・合わないが必ずあります。いろんなことをやって見て、その中から自分に合うものを見つけ出して行くしか方法がないので、自分で研究して見ないことには始まりません。
このマインドセットはとても大切である。
・筋トレも大事なのですが、キャッチャーの動きの中で筋肉をつけることも欠かせないので、必ず球を使った動きと筋トレをセットで行っていました。
・ワンバウンド処理の練習だけを延々とやる日もありました。ワンバウンド処理の時、構えで膝が上を向いてしまうと、バウンドへの反応が遅れることにまります。足首が柔らかければつま先で粘れるので、その点を意識して練習していました。
・和式トイレを使う機会がなければ、家のトイレを和式に替えろとまでは言いませんが、いわゆる「うんこ座り」や「ヤンキー座り」と言われるような体勢を、一日数分ずつでもやってみるといいかもしれません。トレーニングも当然大事ですが、キャッチャーの姿勢は慣れもあります。毎日やっていれば、体が徐々に慣れて来るはずです。
この意見を聞くと、キャッチャーの姿勢が好きではない選手やキャッチャー練習を嫌う選手はキャッチャーに向かないのかなと思う。
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