「攻撃的守備の極意」42

攻撃的守備の極意

立浪和義

【第5章 守備とバッティングの相関関係】

[打っているバッターが持つ「間」を守備側からチェック]

・守ってると、「この打者は打ちそうだな」と思う時がある。その理由はタイミングにある。

・ストライクは、必ずホームベース上を通過する。何も難しく考える必要はなく、ホームベース上に来るストライクを打ちさえすれば、ヒットになる確率は自然に上がっていく。

・構えた時にスッと立っていた背筋が、猫背になるバッターもいる。ボールを見て打ちたい、空振りをしたくないというバッター心理の表れだ。

・そのため、ビデオでフォームの確認をしたり、毎日投げてくれるバッティングピッチャーに「何か変わったところはありますか?」と聞くなど、第三者の視点を生かすこともある。

・ポイントまで呼び込もうといくら頭で思っていても、バッティングの形が悪いと、自分で打ちに行ってしまうことがある。いわゆる「突っ込んでいる」状態である。

・軸足に体重を乗せてから前足を踏み出すところまで、ゆったりと時間をかける。俗に「間」とも表現される技術だ。できる限り、時間をかけてステップする。ただし、ステップした時でもグリップをキャッチャー側に残しておく。ステップと同時に、グリップがピッチャー方向に移動すると、ボールに強い衝撃を与えられない。これを専門的な言葉で表現すると、「割れ」になる。ステップした踏み込み足と、バットを握っている手との距離が最大限に離れている。これによって、上半身と下半身にねじれが生じ、強いインパクトを作り出すことができる。

・利き手に持ったボールをバットに持ち帰れば、バッティングに近くなるのがわかるだろうか。そして、スローイングしたあとは前足にしっかりと体重を移し変える。いわゆる「体重移動」と言われる動きだ。これはピッチャーのフォームを思い浮かべてみると、わかりやすい。

・彼らのバッティングフォームでじっくり見ると、必ず前足への体重移動が起こっている。軸足に乗っているように見えるのは、スイングをしたあとだ。

・私の場合、「足を使う」という基本を、最も習得しやすいのがノックだった。バッティングの調子が上がらない時に、あえてノックを受けたこともある。ノックを受けると、下半身を使って捕る、下半身を使って投げるという足の使い方を、改めて体に染み込ませることができるのだ。

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#野球 #baseball

投稿者: 大林智也

新潟県内で「体修塾」という名で野球の個別指導をしています。 激しい変化の時代に、野球にどのような可能性があるのか、日々考えています。 そして、野球をplayすべての選手たちが「野球を楽しむ」ことができるように、変えていきたいと思っています。そのための、「個別指導」。これからの野球は個別指導・少人数練習が主流になります。このmind setを広げるために2016年から活動しています。 [経歴] 新潟県柏崎市出身 中学:柏崎リトルシニア 高校:新潟県立柏崎高等学校 大学:日本体育大学 体育学 学位 中高保健体育教員免許保持 大学院:上越教育大学大学院 教育学 修士 スポーツ心理学専攻 2019年まで学校現場で子供たちを指導してきました。2020年に独立。 選手としては五流。ですが、体育大学に入学できるほどスポーツ全般・運動が得意です。加えて、大学院までいき運動学の研究の分野にも関わっています。 ただ野球が上手いだけでない。 「野球」×「運動学」×「教育現場」×「研究」を掛け合わせ野球指導者です。 よろしくお願いします。 #体修塾 #個人指導 #新潟CROWN

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