「野球センスの極意」15

野球センスの極意

立浪和義

【第2章 打撃センス解説&列伝〜野球センスを磨くバッティング】

[配球を読んで、飛ばしやすいコース・球種を持ち、犠牲フライを狙って打つ]

・無死二塁から右方向に進塁打を打ったり、一死三塁から外野へ犠牲フライを打ったりと、意味のあるアウトでもチームに貢献することができる。

・コツはポイントを手元に近づけ、バットのヘッドを体の内側から遅れ気味に出すこと。多少、ヘッドが下がっても気にしない。真ん中から外なら、遅らせることでフライが上がりやすくなる。狙いはセンターから逆方向で、打ちやすいコース・球種を持つ。投手の癖や、前の打席での相手の攻めの傾向など配球パターンを頭に入れ、読んで打つのも、フライを上げるためのセンスだ。「ヒットを打ちたい」と強く振ると、後ろの手が返り、内野へのゴロやライナーになる可能性がある。抜ければ得点は入るが、最悪、併殺もありうる。

私自身も好きな考え方です。同感、そして拡散したい考え方です。強いゴロを打つことでダブルプレーになるケースはとても多いです。「ダブルプレーが嫌だからバント」という作戦をとるアマチュアチームが多いと考えているが、そうであれば「いつでもフライ」という作戦を採用することも大いにある。そして、フライを打つことで長打とホームランの確率が上がる。なぜ、後者の作戦を採用しないのか。野球界の七不思議ではないだろうか。

next:

back:

#野球 #baseball

広告

投稿者: 大林智也

新潟県内で「体修塾」という名で野球の個別指導をしています。 激しい変化の時代に、野球にどのような可能性があるのか、日々考えています。 そして、野球をplayすべての選手たちが「野球を楽しむ」ことができるように、変えていきたいと思っています。そのための、「個別指導」。これからの野球は個別指導・少人数練習が主流になります。このmind setを広げるために2016年から活動しています。 [経歴] 新潟県柏崎市出身 中学:柏崎リトルシニア 高校:新潟県立柏崎高等学校 大学:日本体育大学 体育学 学位 中高保健体育教員免許保持 大学院:上越教育大学大学院 教育学 修士 スポーツ心理学専攻 2019年まで学校現場で子供たちを指導してきました。2020年に独立。 選手としては五流。ですが、体育大学に入学できるほどスポーツ全般・運動が得意です。加えて、大学院までいき運動学の研究の分野にも関わっています。 ただ野球が上手いだけでない。 「野球」×「運動学」×「教育現場」×「研究」×「トレーナー」を掛け合わせ野球指導者です。 よろしくお願いします。 #体修塾 #個人指導  #ラプソード

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。