「投手論」28

投手論

吉井理人

【第4章 エースの条件】

[ウエイトアップの意義]

・当時のトレーニングは、どこの球団も全ての練習が終わった後に行われる。おまけのようあものでしかなかった。それが近鉄では、立花龍司コンディショニングコーチの下、午前中からのウエイトトレーニングがメニューに入っていて、そのおかげで体が見違えるほど変わっていく選手が多かった。

・練習しないことがかっこいいと思われていたため、健康志向の一般人の方がよほどトレーニングコーチが他球団にも多く入って来て、コンディショニング作りの重要性が浸透して言った。その結果、日本人選手がメジャーで数多く活躍できるようになった。

ウエイト信者のプロ野球選手が多くなっている。それはとても良いことだと考えるが、問題もあり、中学生や小学生まで一般的な「筋トレ」なるものが流行ってしまうことである。基本的に指導者は世の中で流行っていることをよく考えずに選手に落とし込むことが多いと考える。

しかし、ゴールデンエイジというものがあり、年代ごとにやるべきことが違うのである。それを野球界は早く知るべきである。無知であることは責任放棄であり、罪であることを認識するべきだ。

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#野球 #baseball

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投稿者: 大林智也

新潟県内で「体修塾」という名で野球の個別指導をしています。 激しい変化の時代に、野球にどのような可能性があるのか、日々考えています。 そして、野球をplayすべての選手たちが「野球を楽しむ」ことができるように、変えていきたいと思っています。そのための、「個別指導」。これからの野球は個別指導・少人数練習が主流になります。このmind setを広げるために2016年から活動しています。 [経歴] 新潟県柏崎市出身 中学:柏崎リトルシニア 高校:新潟県立柏崎高等学校 大学:日本体育大学 体育学 学位 中高保健体育教員免許保持 大学院:上越教育大学大学院 教育学 修士 スポーツ心理学専攻 2019年まで学校現場で子供たちを指導してきました。2020年に独立。 選手としては五流。ですが、体育大学に入学できるほどスポーツ全般・運動が得意です。加えて、大学院までいき運動学の研究の分野にも関わっています。 ただ野球が上手いだけでない。 「野球」×「運動学」×「教育現場」×「研究」×「トレーナー」を掛け合わせ野球指導者です。 よろしくお願いします。 #体修塾 #個人指導  #ラプソード

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