まず、あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
今回は、ある動画・本からの投稿です。
限界の正体
為末大
GLOBISにも数多く登壇している為末さんですが、今回「限界の正体」という本を出版され、その内容についてのセッションが動画としてウェブ上に公開された。
その動画の中で興味を持った内容があるので共有していきたいと思う。
[桐生選手の9.98というタイムについて]
100m走で10秒の壁を越えるために、一般的にはトップスピード(走る速さ)を上げるためにはどうすれば良いかという考え方をすると思う。
しかし、桐生選手のコーチの土江さんは物事をひっくり返して考えるようにしているようで、10秒を切るために、何がそれを阻害(邪魔)しているのかという考え方をするそうです。
最高速を上げるという考え方は、「積み上げていく」という作業・考え方であると言えます。しかし、阻害しているものを探す作業は「省いていく」という作業・考え方と言える。
これは、私の野球における打撃の考え方にも通じるものがあると思った。というのも、一般的な考え方として、スイングスピードを上げようと思ったら筋力を上げたり、素振りをたくさんしたり積み上げていく練習を多くしているように思う。しかし、私の良いと考えているスイングは、何がスイングスピードを上げることを阻害してるのか考えるスイングだと思う。邪魔を省く練習をしているのだ。
考え方の問題で、どちらも間違いではないと思うが、私の考えや意見が他の野球指導者と少し違うのはこの考え方の違いがあるのだと思えた、2017年末でした。
皆さんはどのように思いますか?
そして、どちらが自然だと考えますか?
意見をいただけると嬉しいです。