限界の正体。

まず、あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

今回は、ある動画・本からの投稿です。

限界の正体

為末大

GLOBISにも数多く登壇している為末さんですが、今回「限界の正体」という本を出版され、その内容についてのセッションが動画としてウェブ上に公開された。

為末大が語る「限界の正体〜自分の見えない檻から抜け出す法」

その動画の中で興味を持った内容があるので共有していきたいと思う。

[桐生選手の9.98というタイムについて]

100m走で10秒の壁を越えるために、一般的にはトップスピード(走る速さ)を上げるためにはどうすれば良いかという考え方をすると思う。

しかし、桐生選手のコーチの土江さんは物事をひっくり返して考えるようにしているようで、10秒を切るために、何がそれを阻害(邪魔)しているのかという考え方をするそうです。

最高速を上げるという考え方は、「積み上げていく」という作業・考え方であると言えます。しかし、阻害しているものを探す作業は「省いていく」という作業・考え方と言える。

これは、私の野球における打撃の考え方にも通じるものがあると思った。というのも、一般的な考え方として、スイングスピードを上げようと思ったら筋力を上げたり、素振りをたくさんしたり積み上げていく練習を多くしているように思う。しかし、私の良いと考えているスイングは、何がスイングスピードを上げることを阻害してるのか考えるスイングだと思う。邪魔を省く練習をしているのだ。

考え方の問題で、どちらも間違いではないと思うが、私の考えや意見が他の野球指導者と少し違うのはこの考え方の違いがあるのだと思えた、2017年末でした。

皆さんはどのように思いますか?

そして、どちらが自然だと考えますか?

意見をいただけると嬉しいです。

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投稿者: 大林智也

新潟県内で「体修塾」という名で野球の個別指導をしています。 激しい変化の時代に、野球にどのような可能性があるのか、日々考えています。 そして、野球をplayすべての選手たちが「野球を楽しむ」ことができるように、変えていきたいと思っています。そのための、「個別指導」。これからの野球は個別指導・少人数練習が主流になります。このmind setを広げるために2016年から活動しています。 [経歴] 新潟県柏崎市出身 中学:柏崎リトルシニア 高校:新潟県立柏崎高等学校 大学:日本体育大学 体育学 学位 中高保健体育教員免許保持 大学院:上越教育大学大学院 教育学 修士 スポーツ心理学専攻 2019年まで学校現場で子供たちを指導してきました。2020年に独立。 選手としては五流。ですが、体育大学に入学できるほどスポーツ全般・運動が得意です。加えて、大学院までいき運動学の研究の分野にも関わっています。 ただ野球が上手いだけでない。 「野球」×「運動学」×「教育現場」×「研究」×「トレーナー」を掛け合わせ野球指導者です。 よろしくお願いします。 #体修塾 #個人指導  #ラプソード

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