野球センスの極意
立浪和義
【第2章 打撃センス解説&列伝〜野球センスを磨くバッティング】
[バールの下にバットを入れるバックスピンに長けた 中村剛也、阿部慎之介、大谷翔平]
・現役選手で、「天性のホームランアーティスト」と言えるのが中村剛也選手だ。〜フリーバッティングでは意識的にフライを打つらしい。フライを打つということは、ボールの中心よりもやや下にバットを入れて、バックスピンを巧みにかけている話だ。
・阿部選手もボールの下にバットを入れるセンスが光る。特に東京ドームでの試合では、球場のサイズを熟知したかのように、ミート重視でスタンドに放り込む。
・バッターだけに専念すれば、シーズン40本は打てるのではないかと思うのが、大谷翔平選手だ。身長を持て余さずに体や腕を巧みに使い、ボールに角度をつけるのがうまく、飛ばしのセンスを備えている。〜グリップが背中の方に入り、懐が狭くなる欠点があった。そのため、どうしてもインコース、特に高めの直球に差し込まれる場面が見られた。それが、17年はグリップが入らなくなり、懐を広く作れるようになった。その結果として、内角の裁きがうまくなったように感じられた。
「懐」とは何なのか。詳しく説明して欲しいです。みなさんご存知の「懐」のような言い方は解説書としては不十分である。
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