野球センスの極意
立浪和義
【第2章 打撃センス解説&列伝〜野球センスを磨くバッティング】
[打撃センスの成長に期待!茂木栄五郎、上林誠知]
・一人は東北楽天ゴールデンイーグルスの茂木栄五郎だ。プロ一年目(16年)もミートセンスの良さを感じたが、17年は力強さが加わっている。甘い球を逃さずに、フルスイングができる。タイミングをしっかりとれているからだ。投手のモーションに合わせて前の右足を上げ、軸足にためを作りながら間合いをはかっている。
・何年か前、福岡ソフトバンクのキャンプを見に行ったときに、「このバッターはいい。絶対に一人前にしたいから、注目して欲しい」と工藤公康監督が語っていたのが上林誠司選手。〜技術的に言うと、右半身に壁を作るセンスに長けていて、体が開かない。右半身に支点ができるため、ヘッドが走る。
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