失敗することは考えない 走る!盗塁哲学
鈴木尚広
【第3章 転機】
[阪神タイガース・赤星憲広さんの存在]
・その想いが強くなるほど、裏に潜む「失敗」を危惧する恐怖感が湧き出してくるものです。そういう意味では、このころの私は自分の中の「怖さ」といつも戦っていたように思います。
・がむしゃらにやっていたのは、恐怖心を払拭するために「必死にやるしかなかった」というのが、今思い返すと正直なところだったと思います。
・実際にリードした時に感覚の違いが色々と生じることがある中で、「クセを利用することだけに頼り過ぎてはいけない。しっかりと反応してスタートすることとは別ものであり、それはそれでしっかりと腕を磨いて行かないくてならない」ということを、試合での経験を通じて少しずつ学ぶようになっていきました。
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